上映时间:1954-04-18(日本)
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足摺岬
昭和9(1934)年の冬。苦学生の浅井(木村)は、アルバイトをしながら大学へ通う貧しい日々である。頼まれもしない広告を雑誌に載せて、商店に広告料をもらいに行って店の主人(菅井)から怒鳴りつけられる。丁度その時、田舎の母(原)から粟の小包みが届くと同時に、「ハハ死ス」の電報が来る。彼は、畳の上の小包にうつ伏すようにして号泣する。そんな時、親しくしていた同じ下宿の知識人(信)が特高に逮捕され、一層気が滅入る。だが、2階ではプレイボーイ(庄司)と同棲しているダンサー(日高)らが*いでる。カッとなって文句を言いに行って殴りつけたところで、浅井は急に発作が起きて**する。 彼の部屋の隣の部屋に脊髄カリエスの少年(河原崎)が寝たっきりでいる。少年は、自分の病気は不治だと知っており、不思議なほど悟りすました賢い表情をしている。食堂に勤める姉・八重(津島)と、やはり...