星のオルフェウス
<ペルセウス>セリーポス島の王、ポリュデクテスはペルセウスの母のダナエに恋慕し、じゃまになったペルセウスを遠ざけようと、メドウーサ退治に送り出した。メドウーサはもとは美貌の持ち主だったが、アテナの怒りにふれて蛇髪の怪物に変えられていた。彼女を見たものは皆、石になってしまう。ペルセウスは、山深くメドウーサを求めて旅を続け、首尾良く首を斬りおとし、天空へと飛び去っていった。 <アクタイオン>勇敢な狩人であるアクタイオンは、忠実な下僕であるスパルタ犬をひき連れ、狩りに精を出していたが、**アルテミスの神域に足を踏み入れ、水浴中の彼女の姿を見たことで怒りにふれ、臆病な鹿に変えられてしまった。そしてさまよっているところを、主人の見分けがつかない獰猛な犬たちに追われるのだった。 <エンビー>**アテナの神殿の供物を盗み、その上、妹ヘルセにバラを届けに来たへルメー...