武蔵野S町物語
作家の故・永倉萬治が埼玉県志木市で育った少年期をつづった自伝的小説を映画化。戦争の傷跡がまだ残る町で、小学4年生の健一は、やんちゃな仲間たちと毎日元気に遊びまわっていた。バイクへの憧れ、日本脳炎に倒れた親友、自家中毒にかかってしまった妹、同級生の女の子への淡い恋心など、さまざまな出来事を思い出に成長していく。やがて大人になった健一は、妻の有子とともに思い出の場所を***、少年時代に思いをはせる。少年期の健一役は「まほろ駅前多田便利軒」などに出演した子役の横山幸汰。現代の健一を大杉漣が演じ、妻の有子役で宮崎美子が共演。