铁道警察官・清村公三郎1原名:鉄道警察官 走る捜査線,又名鉄道警察官・清村公三郎1
東京行きの東北新幹線車内で、長崎美術財団理事・長崎純子(筒井真理子)がスリに財布を奪われた。鉄道警察隊巡査部長・清村公三郎(小林稔侍)がホームに緊急配備を敷いて犯人を追ったが、大宮駅の雑踏で見失ってしまう。「財布には大切なものが入っていた」と青ざめる純子。後ほど被害届を出すと言って、純子は東京駅内のホテルに向かった。しかし夕方、清村がホテルを訪ねると、純子は部屋で絞殺されていた。純子は5年前に死去した画家・長崎龍一郎の***だった。しかし推定20億円にのぼる遺産の殆どは、長崎記念財団が管理していたという。本庁捜査一課管理官・藤岡一成(浜田晃)らは、財団からも事情を聴取する。しかし代議士として外遊中だった理事長・青山保(村田雄浩)をはじめ、財団関係者にはアリバイがあった。また、純子の所持品からはスナップ写真が見つかる。背景に磐越西線・喜多方~山都の「一...