死と恋と波と
若手俳優・岡山**、門脇麦の主演で、井上靖氏の短編小説を映画化した「死と恋と波と」が、4月24~28日に開催される第32回釜山国際短編映画祭インターナショナル・コンペティション部門に、正式出品されることがわかった。また、今夏に凱旋上映されることも決定している。 「ピュ~ぴる」「トイレのピエタ」の松永大司監督がメガホンをとり、自殺を決心した一組の男女の葛藤(かっとう)を通じて、愛と死を叙情的に切り取った短編映画。「チョコリエッタ」「鬼灯さん家のアネキ」「人狼ゲーム」など出演作を重ねてきた岡山が杉千之助、「愛の渦」の実力派・門脇が、千之助と偶然出会う自殺志願者・辻村那美を演じている。 主演のふたりは「これまで無意識的に逃げて来たものと向き合わされ、自分の中の指針を作ってもらった作品になりました」(岡山)、「撮影期間は短い作品ですが濃厚な時間でしたし、それ...