神火101 殺しの用心棒
平和な生活が退屈で、みずから危険にさらすことが生きがいの男、トウ雷は、恋人阿蘭と遊び廻っていた時、意外な**にまきこまれてしまった。阿蘭の勤め先のナイトクラブで殺人があった。その男が殺される前、トウ雷に謎のテープを渡していた。そのテープには、×国の高額紙幣を大量に偽造し、経済混乱を狙う悪の一味を追っている秘密警察・神火グループの調査内容が録音されてあった。その秘密を知ったトウ雷に、偽造団の暗殺の嵐が襲いかかってきた。自動車の中に機関銃を撃ちこまれたり、散歩中突然、消音挙銃に狙われたり、そのうえ、香港警察の麦警部補に殺し屋と間違えられて手錠まではめられる始末だった。暗中模索を続けるトウ雷に、杜と名乗る得体の知れない男が近づいてきた。杜はトウ雷を×国総領事郭氏の家に案内した。そこで、トウ雷は、郭氏から×国に広がる偽造紙幣の調査を依頼されたが、その国にかつ...