平成天才傻鹏原名:平成天才バカボン,又名Heisei Tensai Bakabon
ギャグ漫画史上に燦然と輝く赤塚不二夫の代表作の3度目のアニメ化作品。1990年放送。一般常識から徹底的に自由なパパ、その息子でパパと一緒に遊び回るバカボン、やはり息子で天才児のハジメ、そしてそんな家族を優しく受け止めるママ。彼ら一家と、おまわりさんやレレレのおじさん、ウナギイヌなど近所の人々を巻き込んでのドタバタが描かれる。前作「元祖天才バカボン」が最初のアニメ化「天才バカボン」の続編だったのに対し、「元祖」終了から13年が経過している本作はスタッフキャストを一新(ママ役だけは不動の増山江威子)、「元祖」で確立した「バカボン=ギャグアニメならではのアナーキズム」というイメージを継承しつつも、より家族ドラマとしての印象を強めた平成ならではの新たなバカボン像を作り上げることに成功している。