没有画的梦原名:絵のない夢,又名青春Hセカンドシーズン 第3作
信じて欺かれるか? 欺いて堕ちるか? 汚れた金に群がる*んだ奴らのクライム・ラプソディー。 目黒鹿鳴館に行った。作業をしていた人に「あのー、こんどビジュアル系バンドの追っかけしてる女の子の映画撮るんですけど・・・」とまったく意味不明で不審者丸出しのぼくらの話しを聞いてくれた。数日後、鹿鳴館でビジュアル系のライブを初めて見た。開場何時間も前から階段でたばこを吹かし、虚ろな顔でカップラーメンをすする女の子たち。ライブが始まった。二階席から見る彼女達のヘッドバンキングは金髪の草原みたいだった。甲本ヒロトはロック(彼はロックンロールと言った)を「第三の考え方」と言っている。ロックとは笑えないことだ。あの日、ビジュアル系バンドは、とても恥ずかしいことを歌っていた。でもぜんぜん笑えない。それはバンドがロックだからじゃない。バンギャルたちがロックだからだ。そんなバ...