おれは裸だ
児童施設で育ったサラリーマンが、巨大スーパー建設予定地に家を買ったばかりに大*動に巻き込まれる。画廊の営業マン・大和菊夫(明石家さんま)は、念願のマイホームを30年ローンで買ったばかり。妻・洋子(黒木瞳)と毎月13万円のローンに追われていた。その菊夫がひょんなことから親しくなった、保険**員の華子(浅丘ルリ子)と浮気中、泊まっていたホテルで火災が起きた。急いで逃げ出す菊夫だが、成田空港で受け取ったばかりの1500万円の人形の焼き物を壊してしまった。一方、洋子は家計が楽になるように、部屋を借りたいという老人・秋山(佐藤慶)と契約した。秋山のことは気に入らないが、1500万円の借金を抱え、会社もクビになった菊夫はしぶしぶ部屋を貸すことに同意する。ところがこの秋山は莫大な借金に追われる身だった。