海龟与少年原名:野坂昭如「戦争童話集」1——「ウミガメと少年」,
平和だった沖縄が激戦地となったため、テ*オは疎開することになりました。疎開先で友達になったノリオと花子と楽しい日々を過ごしていたある日。米軍の空襲が激しくなり、テ*オの目の前で二人は命を奪われてしまったのです。一人でガマ(自然壕)に逃れたテ*オ。ふと浜辺を見ると、砲撃の中、産卵するウミガメが・・・。ノリオと花子と「いつか一緒に見よう」と約束したウミガメの産卵。その卵を砲撃の犠牲にならないようにとガマへ移し、孵化するよう大事に育てていくテ*オでしたが・・・。